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フルモールド鋳造法の歴史
■フルモールド鋳造法と木型法の差
フルモールド鋳造法は『鋳型内の模型と溶湯を置換しながら鋳物を製造する鋳造方法』と定義することが出来ます。すなわち、鋳型内を消失性模型で満たした状態で、この模型と溶湯を置き換えながら鋳造し、鋳物を作る方法です。鋳型内が、模型により満たされていることから、フルモールド鋳造法(Full mold casting)と呼ばれています。この呼び名は、木型法が空間の中に溶湯を注ぐ空洞鋳造法(Cavity mold )であるのに対して付けられたものです。図1にフルモールド鋳造法と木型法の差を示します。
図1:フルモールド鋳造法と木型法の差
フルモールド鋳造法と木型法の差
フルモールド鋳造法と木型法の利点と欠点は以下のように整理することが出来ます。
フルモールド鋳造法の利点と欠点 木型法の利点と欠点
木型が必要ないので単品もしくは数の少ない物の納期が早く・コストが安い。試作品・単品鋳物・美術鋳物に向いている。 木型が繰り返して使えるため量産品に向いている。木型を作らなければならない問題がある。
製品と同じ模型を作ること、および発泡ポリスチレンの加工性が良いため、3次元ソリッドデータ及びCAD/CAMが簡単に利用できる。 木型は鋳物と逆の部分を作るために、また加工性が発泡ポリスチレンより悪いために3次元ソリッドデータ及びCAD/CAMが簡単に利用できない。
発泡ポリスチレンの燃え残り滓である、残渣が鋳物に残らないようにする鋳造技術が必要となる。このため、技術力のある鋳造メーカーでないとできない。 鋳型内が空間であるため、特別な鋳造技術を必要としない利点がある。このため、多くの鋳物メーカーで作ることが出来る。
木型の保管が必要ない。ソリッドデータを保管するだけでよい。 木型の保管およびメンテナンスが必要であり、木型管理費が必要である。
模型の段階で、設計上の問題点を確認することが出来る。また、模型の修正も簡単に行える。 木型法では、出来上がった鋳物を見て検査するしかない。また、木型の修正も簡単には行えない。
中子を必要としないため、造型時間が短く、複雑な鋳物が簡単にできる利点がある。また、設計上の制約も少なく、高度な技能も必要としない。 中子を必要とするため、設計上の制約が多く、複雑な鋳物を製作するには高度な技能を必要とする。中子作成の手間が掛かる。
抜き勾配が不要であり、設計上の制約も少ないことから、鋳物の軽量化が可能である。 木型法では、木型を抜くための抜き勾配が必要であり、設計上の制約も多い。
模型に複合材をセットするだけなので、複合材の製作等が容易に行える。 空間に複合材があるようにしなければ成らず、中子作業が複雑になることから、複合材の製作には不向きである。
フルモールド鋳造法は、模型作りに3次元ソリッドデータ及びCAD/CAMを活用するようになり、鋳物の寸法精度が飛躍的に向上すると共に、量産品に関しても木型と同等なコストで製作できるようになりました。
フルモールド鋳造法の技術を生かした景観用鋳物
CAD/CAMによる模型の製作 フルモールドによる複合化鋳物 CAD/CAMによる模型の製作 かご
CAD/CAMによる模型の製作 フルモールドによる複合化鋳物 CAD/CAMによる模型の製作 かご
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