Cross Talk 04

文系出身でも、 世界レベルのものづくりを。

テーマ:文系活躍

Member

Y.M.

Y.M.

大阪営業所

営業本部 西日本エリア
営業一課 一係

2020年入社

(経済学部経済学科)

A.N.

A.N.

本社

財務部 財務課 財務係

2022年入社

(商学部 会計学科)

T.W.

T.W.

本社

技術推進部 3D技術課 CAD係

2019年入社

(経済学部経営学科)

Introduction

文系学部出身で木村鋳造所に入社した3名の社員に集まっていただきました。大阪から入社した営業のY.M.さん、地元静岡出身で財務を担当するA.N.さん、そしてCAD技術者として活躍するT.W.さん。製造業=理系というイメージが強い中、専門知識ゼロからスタートした3人は、どのように不安を乗り越え、現在の仕事で活躍するに至ったのか。入社前の不安、研修での苦労、そして文系ならではの強みまで、率直に語っていただきました。

topic 01

「鋳造って何?」
からのスタート。

皆さん、入社前は木村鋳造所に
どんなイメージを持っていましたか?

Y.M.
(営業)
正直、鋳造って言葉すら知らなかったんです。何が何だか、どういった雰囲気かも全くつかめてなくて。工場っていうと、結構泥臭く働くようなイメージがありました。
A.N.
(財務)
私も同じです。製造業って男性ばかりで、工場も砂とかでモヤモヤしているイメージでした。
T.W.
(CAD)
会社の存在は知っていましたし、会社のイベントにも参加したことがあったので、楽しいイメージはあったんです。でも、CADって言葉も知らなかったし、鋳造の知識ゼロの自分にできるのかなって不安はありました。

実際に入社してみて、そのイメージは
どう変わりましたか?

A.N.
(財務)
工場見学で驚いたのは、想像以上にクリーンな環境だったこと。そして何より、皆さんがすごく気さくに話しかけてくれて、優しい方が多かったのがギャップでした。
Y.M.
(営業)
入社前に想像していた工場勤務のイメージが大きく変わり、意外と活気があって。工場の中も活動的な人が結構いて、すごく活発っていうか。
T.W.
(CAD)
研修がしっかりしていたので、知らなくても十分やれるなっていうか、難しいっていう思いは無くなりました。わからないことは、先輩や同期に聞きながら、少しずつわかるようになっていきました。
A.N.
(財務)
4月に入社して9月までの現場研修では、工場の全部の工程を1週間ずつぐらいで回っていくんです。現場の人と一緒に見学したり、実際に作業したり。
Y.M.
(営業)
僕もその研修受けました。9月に御前崎模型部門に配属後には、あらためてデータ作成、模型の組立、NCの機械操作までの模型部門に加えて、鋳造部門でも研修させていただき、ものづくりの一連の流れを学びました。

文系出身者にとって、
技術的な研修は大変では?

A.N.
(財務)
すごい大変でした。同期も女子が1人しかいなくて、男の人の中に入ってずっと一緒に作業したり。体力的にきつい所もありました。
Y.M.
(営業)
鋳造用資材の名前とか色々なカタカナが出てきて、説明を受けて周りは『ふんふん』って頷いてるんですけど、自分は何も入ってこない(笑)。
T.W.
(CAD)
新入社員研修で、鋳造の基礎を学んだんですけど、ちょっと理解が追いつかない所は多々ありましたね。理解度テストもあったので、覚えることは頑張って暗記しました。

そんな不安はどのように
解消されていきましたか?

Y.M.
(営業)
入社してからの半年間の研修で多くの部署を回らせてもらったことで、困っている時に相談に乗ってくれる先輩社員と繋がることができました。分からないことが出てきたら先輩社員に確認して、それを実践で繰り返し行うことで、徐々に解消されていきました。
A.N.
(財務)
チームで研修が進んでいくので、理解できなかったところは同期が教えてくれたり、先輩も丁寧に説明してくださったり。文系の私でも理解を深めることができました。
T.W.
(CAD)
入社から鋳造に関する基礎教育、現場研修といった手厚い研修期間が設けられているので、CADを触ったことがない、鋳物知識ゼロでも安心して働くことができます。
Y.M.
(営業)
今でも不安に思う部分もありますが、先輩方に聞きやすい環境があることは非常にありがたいですね。

topic 02

専門知識ゼロから、
各分野の
プロフェッショナルへ。

現在はどのような仕事を
されているんですか?

Y.M.
(営業)
僕は関西と島根・鳥取を担当エリアとして営業活動を行っています。既存のお客様への訪問や、新規のお客様へのプレゼン、展示会での対応もしています。
A.N.
(財務)
私は日次業務として預金管理と伝票処理、月次業務として買掛金や売掛金の管理、月次決算書の作成とそれに伴う資料の作成を主に行っています。
T.W.
(CAD)
お客様からいただいた自動車用プレス金型の3Dデータを元に、鋳造ができるような形へ変化させる仕事をしています。鋳造可能な形へ変える際には、お客様と相談を繰り返して、お互いが納得できる形を目指してデータ作成しています。

文系出身でそういった専門的な仕事を
するのは大変では?

Y.M.
(営業)
最初は本当に大変でした。技術営業の部署にいた時、お客様から図面を渡されるんですけど、まず図面が読めない。3Dデータをいただいても、これができるかできないかっていうのも知識がなくて。
T.W.
(CAD)
最初は覚えることが多く大変なことが多くありましたが、金型基礎知識、自動車を構成するパネルなどを学べる教材が多くあり、専門的な知識を学ぶことができます。今でも日々勉強する事ばかりです。

文系と理系で
差を感じることはありますか?

Y.M.
(営業)
お客様と話していて、お客様の方が詳しいことがあるんです。詳しい話になると答えられない部分があるので、「すみません、社内で確認してきます」って答えることもあります。その場で答えられた方が良いのですが・・・。
T.W.
(CAD)
大きな差をそこまで感じることはないです。技術的な知識では差を感じることもありますが、今でも理系の方が多く活躍するCAD係で働けています。働けている理由は作業手順書など誰もが作業できるようなマニュアルが整っている会社の環境があるからだと思います。
A.N.
(財務)
私の部署では文系と理系の差を感じることはありません。入社してから経験を積んでいくことが大事だと感じています。

知識不足は
どうやってカバーしているんですか?

Y.M.
(営業)
とにかく現場の人や技術の人に聞きまくっていました。いろんな部署を回らせてもらったのがよかったです。知識がちょっとずつ増えていって、それが繋がってくる瞬間があります。
T.W.
(CAD)
分からないことは上司に質問をして解決するようにしています。また、毎月1回行われる作業改善PJという会議の中で、日頃の作業の不明点などを題材に会議を行い、解決するようにしています。
A.N.
(財務)
分からないことはすぐに上司に聞くこと。そして、次に似たような事例があったときは自分で対応できるように、記録しておくことを意識しています。

topic 03

挑戦を応援する文化と、
それぞれが描く未来。

木村鋳造所の働く環境や文化について、
どんなところが好きですか?

Y.M.
(営業)
挑戦させてくれる文化が好きです。営業になりたての1年目の時でも、新規のお客さんのところに行きたいですと言えば行かせてくれました。お客さんのところに1人で行かせるのって、会社としては不安だと思うんです。でも行きたいと言えば任せてくれる環境です。
A.N.
(財務)
私は教育に力を入れているところが好きですね。学びたいことがあった時にセミナーがあったら行ってきてもいいですか?って聞くと行かせてくれました。
T.W.
(CAD)
働く人がみなさん明るくて気さくに話しかけてくれるんです。1日で話さないことはないっていうか。みんな冗談言い合ってくれて、コミュニケーションを取り合って仕事できているのがいいかなって。あとは、A.N.さんのように要望を聞いてくれるところが好きです。エクセル勉強したいなっていう気持ちがあって、会社のアンケートに書いたら、上司がこの講習あるから行ってきたらって言ってもらえました。仕事終わりに週1で、基礎と応用を2ヶ月受講させてもらいました。

会社の雰囲気はどうですか?

Y.M.
(営業)
様々な部署の方々に気軽に相談できる環境で、面倒見のいい方が多いところが魅力的です。
T.W.
(CAD)
年上の先輩から同年代、後輩まで、幅広くコミュニケーションがとれています。冗談も言い合える仲間もいて、距離感を近く感じています。
A.N.
(財務)
女性の働きやすさという面でも配慮してくれています。休みも取りやすいし、育休とか短時間勤務をやられている方もいます。男性でも育休取っている人が増えてきています。

今後のビジョンを教えてください

Y.M.
(営業)
もっと広いエリアを任せてもらえるようになりたいし、担当しているユーザーから信頼してもらえる営業になりたいです。
A.N.
(財務)
経理として単に記録していくだけでなく、会社の数字を通して企業の実態を把握して、経営の意思決定に結びつく材料の提供ができればと思っています。
T.W.
(CAD)
今、作業改善プロジェクトのリーダーをやらせてもらっていて。月1回会議を開いて、みんなでレベルアップを図ることをやっています。ゆくゆくは生産性が上がっていけばいいなと。あと金型だけじゃなくて、工作機械やエネルギー関連の分野まで幅を広げていきたいです。

最後に、文系の方で製造業への就職を
迷っている人へメッセージをお願いします

Y.M.
(営業)
文系で鋳物のことを全く知らなくても、研修や教育制度がしっかりありますし、通信教育も充実しています。先輩方も教えてくれますし、知識がなくても知識をつけられる環境は整っています。
A.N.
(財務)
実際にいろんな経歴を持った方が働いています。現場だけじゃなくて、営業だったり財務だったり、いろんな職種があるので、理系ではなくても自分に合った所を見つけてもらえると思います。
T.W.
(CAD)
教育体制もあって、全員参加の研修以外にも、自分の学びたいことに会社がサポートしてくれて、セミナーや展示会に参加できます。語学留学制度があり、3ヶ月間海外に行って英語も学べます。知識ゼロで入った僕でも、研修や配属後のOJTで知識が増え、自信をもって働けているので、文系や理系ってことは関係ないと思います。

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